新経審を受ける上での企業側の注意点は、国交省直轄が09・10年度競争参加資格審査で新経審の評定値しか受け付けないことだ。09年1月の参加資格申請受付終了までに新経審を受けていなければならない。新しい考え方による計算のため、評定値算出には時間がかかっている状況で、申請繁忙時には算出までにおよそ2ヵ月かかることも予想される。10月に申請してもぎりぎりで、申請書類の様式や添付書類などに不備があった場合などを考えれば、企業側は余裕をもった申請が求められる。
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また、08年度中に随時の競争参加資格審査を申諸する場合、発注者によっては旧経審による評定値は認められない可能性がある。直轄工事では新経審の点数を旧経審で計算し直して申請するよう求めている。地方自治体など発注者側にも注意が必要だ。新経審では点数の分布が大きく変わってくる。以前発注した工事と類似しているからといって、これまでと同じ評定値を参加資格としてしまうと参加できる企業数が大きく異なることになる。新経審の総合評定値Pは全体的に下がる傾向にある。このため、従来の点数で参加条件を設定すると、参加できない企業が大最に発生することになりかねない。国交省は、新経審による競争参加資格審査を受けた企業による入札が09年4月から本格化するのを前に、発注者に点数分布が変わることを注意喚起する考えだ。