2008年の住宅・土地統計調査で衝撃的な数字が出されました。「空家率」が13.1パーセントにまで上昇したのです。この年の総世帯数は4989万世帯、住宅総数は5759万戸で、空き家数は全国で757万戸にのぼりました。空き家の内訳を見ると、賃貸用が413万戸、別荘などと売却用で76万戸、「その他」が268万戸となっています。賃貸用の空き家の内訳は、木賃アパート89万戸、賃貸マンション270万戸などで、
空き家率13パーセントの衝撃... の続きを読む
地下室と同様、都市部においては建蔽率と容積率の関係から、庭の広さを確保できないことが多くあります。そこで設計者は、ルーフバルコニーを空中の庭として提案することがあります。今までルーフバルコニーのある家に住んだ経験のないかたは、この提案をとても魅力的と感じることが多いようです。しかし、日本の都市環境と気候風土を考えてみると、そのルーフバルコニーは必ずしもいいことばかりではありません。いったい1年間で
ルーフバルコニーは本当に必要か?... の続きを読む
T市の中心街でも特に人気の高い土地をAさんは購入しました。北面および東面は道路が通る角地で、西側は宅地になっていました。それで南面は幸い購入当時、広い空き地になっていたのです。Aさんは、いずれ空き地も手頃な坪数で分譲されるのだろうとの考えのもと、この土地を購入することにしました。それで、この地に相応しい家をということで高級住宅を建てることにしたのです。それはモデルハウスを移築したかのような素晴らし
土地選びの甘さが「幸福行き」から一転「不幸行き」... の続きを読む
第一に、日本の国土は狭く、土地は限りある資産であり、不動産を持っているほうが将来くるであろうインフレに強いという発想がある。だが、埋め立て、法改正などで土地は生産、再生産されている。また、規制緩和によって容積率が拡大している。今後も首都圏や近畿圏をはじめとして、膨大な土地そして床が供給される可能性がある。土地や不動産は持っていればいいというものではない。かつて田中角栄元総理の「列島改造」に沸いた高
今回のバブルが崩壊する根拠... の続きを読む
契約を結ぶ会社(ハウスメーカーなど)と実際に工事をする業者は別です。これが住宅業界のごくあたりまえの形態だとしたら、ハウスメーカーはいったい工事中に何をやっているの?という疑問が当然がわいてくるでしょう。工事が始まってからハウスメーカーのやるべきことはただ1つ、現場の監理です。着工する前に、あなたは工事担当部門から現場監督を紹介されます。その監督が工事の進行をすべて取り仕切って、あなたと会社を結ぶ
ノーチェックで進む、あなたの家の工事進行... の続きを読む
躯体の外部に断熱材を施工する外断熱は、(1)外側で断熱材が連続するため、熱的な欠損個所がないので壁内結露が発生しにくい。(2)建物の外側で断熱と気密を処理できるので、断熱・気密処理が簡単で、確実な性能が発揮できる(作業者の熟練を必要とせず、形状が複雑な建物でも断熱・気密性能が維持できる)。(3)躯体内部の通風がよく、建物の耐久性が増す。(4)屋根断熱、基礎断熱を併用すれば、小屋裏部屋や床下収納も断
外断熱方式は、こんなにすぐれている... の続きを読む
私は工務店の者です。自分のことを褒めるのも悪く言うのも、いやなのですが冷静に話します。工務店といっても大工さん一人で経営しているところから、10人以上の従業員を雇っている会社まで、まさにピンきり。数ある工務店の中から、あなたにとって最良の工務店を選び出すのは、至難の業です(いい工務店の選び方は、後ほど紹介していきます)。まずは、工務店の特徴です。工務店の特徴は、なんといっても地域密着です。あなたの
工務店の特徴... の続きを読む
住まいのあらゆるところに使われている新建材は、子どもにどう影響しているのでしょうか。手で触れたり、目で見たりする床や壁、天井がすべて、ビニールや合成樹脂、プラスチックの材料で、木目や花がプリントされた新建材。ドアや開口部や枠もアルミや合成材という具合ですし、全般的に多量の接着剤が使われています。本物の材料なら、手で触れたとき、木の暖かな感触や、土壁のようなザラッとした質感など、さまざまな感触を感じ
体感温度を自然に身につける機会が少なくなっている... の続きを読む
中古物件を購入する場合、売り主は個人(住人)であるケースが多く、仲介業者を介しての売買となります。個人が売り主ということは、買い手探しや面倒な手続きなどもあるため、仲介業者に間に入ってもらうわけです。つまり、仲介手数料が必要になります。買い手が支払うべき仲介手数料は物件価格の3%+6万円十消費税で、3000万円の取引価格であれば100万円弱にもなります。値引き交渉を行なうにも仲介業者を通じて調整を
いかに信頼できる仲介業者を見つけるかが重要... の続きを読む
単に戸建て住宅だけでなく、マンションの値上がりもかなりなものであった。その理由は、1つには次のようなことがある。都心で土地を売却したり、借家を出された人々か郊外に移るのを嫌って都心に残りたい場合、そこで代替地を求めることは、そもそも物件かないことと、あっても法外な高値なので、いかに多額の金を手にしたからといって容易ではない。そこで代わりに求めたのが都心のマンションである。これが億ションブームを引き
なぜ都心のマンションも値上がりしたか... の続きを読む